引きこもった毎日を過ごしてばかりですが、久しぶりに出かけたくなりました。
何かないかと物色すると、阪急三宮で英国フェアーがあるとのこと。
母に声をかけてみるも、やはり電車に乗ったりするので少し人混みが気になる様子
「今の時期はもう少し我慢どきだからやめとくわ、お土産買ってきて〜」とのこと。
なるべく混みあわない日を狙うべく、
仕事の少ない平日に有給を取ってあったのでその日に出かけることにしました。
ちょうどよく休みの知人を誘うこともできました。
英国フェアーは気になっていたのですが、来場ははじめてです。
見回すと一際目立つハロッズベアーが！
１８０センチくらいある大きなぬいぐるみですが、可愛らしく二体並んでいます。
しかも、値札ついています。売り物なんですね、びっくり！
早速イートインコーナで小腹をみたします。
フィッシュ&チップスとビール一本を購入。
ビールはしっかりした旨味があって、でも口当たりはスッキリ、炭酸もきつくはなく程よい口当たりでした。
そして、フィッシュ&チップスがあう！塩とビネガーで食べるのが英国スタイルのようです。
レモンをポテトに絞って、そえてあったビネガーは少しずつフィッシュにかけていただきます。
どちらもさっぱりした口当たりになり、ポテトも次々に食べてしまいます。
日本の天ぷらをポン酢で食べる感じかな？でも、唐揚げにレモン絞るし一緒かな？
なんて考えていました。
イギリスではシードルと呼ばれるりんごを発酵させたお酒もポピュラーみたいですね。
おしゃれなボトルでたくさんの種類が置かれています。
イギリスではリンゴのお酒のことをサイダーと呼ぶそうです。
ciderと表記されているので英語読みだとサイダー、フランス語読みだとシードルとなるそうな。
イギリス、フランスではリンゴ酒の意味だったのが、アメリカではリンゴジュースや果実を使った微発泡酒の意味になり、
日本では炭酸ジュースの意味になってしまったようです。言葉っておもしろしい！
せっかくなので、りんごのシードルと洋梨のシードルをお家飲みように購入。
今度は紅茶の試飲をどうぞと勧められました。
「今日はお客様が少ないので、ゆっくり飲み比べていただけます。どうぞどうぞ！」と次々に説明を受けながら試飲をさせていただけました。
コクの深い紅茶、日本用にブレンドされたさっぱり目の紅茶、ホテルのウエルカムティー用にブレンドされたというジャスミンティーをベースにしたフレーバーティー、
こんな風に飲み比べることは家ではできません。どうやら私はコクの深い紅茶の方が好きなようです。
自分の好みが再発見できてとても新鮮でした。
試飲させていただいた中でも、
ジャスミンティーは母が好きそうなフレーバーだったのでお土産にはこちらを購入することに。
そのすぐ横にはスコーンが美味しそうな匂いをただよわせていたのでこちらもお土産に。
最後に酔い覚ましにとミルクティーを購入すると、ジンジャークッキーが添えられています。
説明を伺うとミルクティーにこのクッキーを浸して食べるそうなんです。
友達はアイスティーとスコーンを注文。
いざ食してみると、ジンジャーの香りが広がりクッキーは口の中で溶けていきとっても美味しい。
お家でもできる新しい食べ方を教えてもらい得した気分になりました。
気づくと手にはたくさんの紙袋をぶら下げて、気分もほくほく。
満足して家路につきました。
購入したお土産は、
英国王室御用達の紅茶、フレーバーティー、パッケージの可愛いチェダーチーズ、スコーン、マーマレードなどなど。
翌日にはチェダーチーズをパンに乗せてトーストすると、見た目も素敵でとっても美味しい朝ごはんに！
しばらくは紅茶とクッキーを味わって楽しかった余韻に浸れそうです。
